上腕二頭筋長頭腱炎
- 腕の痛みで肩が上がらない
- 物を持とうと力を入れたときに肩や腕に痛みが走る
- 肩や腕の痛みで夜寝られない
- 肩の前面から腕にかけてズキッと激痛が走る
- 弱い痛みやコリを繰り返していたが急に強い痛みに変わった
上腕二頭筋長頭腱炎とは|南仙台バランス整骨院
上腕二頭筋とは腕を曲げたときにできる「力こぶ」をつくっている筋肉です。付着部が2手に分かれていて、文字通り長い方を長頭、短い方を短頭と呼びます。上腕二頭筋長頭腱炎とはこの2手に分かれている長い方の筋の炎症による痛みに事を指します。
出てくる症状としてはまず強い痛みです。腕を上げたときや物を持った時、腕に力を入れたときに肩関節の前面から腕にかけてズキッと強い痛みが走ります。また強い痛みのせいで夜寝られない方も多いです。病院を受診した際は注射などで処置を受けるケースが多くなります。
似たような症状がでる疾患としては五十肩(肩関節周囲炎)・腱板損傷・肩峰下滑液包炎・石灰沈着性腱板炎などがあげられます。痛みの強いポイントや痛い動作、時間帯などをもとに鑑別をしていきます。
上腕二頭筋長頭腱炎の原因|南仙台バランス整骨院
上腕二頭筋長頭腱炎の原因とされているものはいくつかあります。
1つ目はオーバーユース(使いすぎ)による発生です。上腕二頭筋長頭腱は肩関節の前面にある「結節間溝」という骨のでっぱり同士で作られている溝を通っています。筋肉が伸び縮みする際に骨と筋肉とで起こる摩擦が繰り返されることによって炎症を起こします。日常生活の中で腕を使う頻度が多い、仕事柄重量物を持つ事が多い、野球などでの投球動作の反復などがあげられます。
2つ目はミスユース(使い方が悪い)による発生です。オーバーユースの時と発生の仕方は似ていて、上腕二頭筋長頭腱に繰り返し摩擦が加わる際、体の動かし方が悪いと必要以上に摩擦が起こってしまいます。その結果炎症を起こしてしまうのがミスユースによる発生です。
3つ目は日々の不良姿勢による発生です。肩や腕を動かす時は肩関節だけが動いているわけではありません。肩甲骨なども一緒に動くことで肩関節はなめらかに広い範囲で動かすことができます。猫背の方は首や肩、背中の筋肉が固くなりやすいです。その硬くなった筋肉の影響で肩甲骨の可動域が狭くなってしまいます。肩甲骨の可動域が狭くなった分、肩関節そのものの動きを本来の可動域以上で動かさなければなりません。結果的に上腕二頭筋長頭腱に必要以上の負荷や摩擦が加わり炎症を起こしてしまいます。内巻き肩になってしまっている方も同様です。
当院での上腕二頭筋長頭腱炎の施術|南仙台バランス整骨院
南仙台バランス整骨院では段階を分けて治療をしていきます。
まずは今現在起こっている炎症を抑えていきます。当院ではハイボルトという特殊な電気治療器を使っています。電気を当てることで交感神経の興奮が抑えられ血管が広がります。そうなると炎症物質や発痛物質が流れ出ていくので次第に痛みが和らいできます。
ただ痛みそのものがおさまっても肩関節に必要以上に負荷をかけてしまう原因が残っていると時間の経過とともにまた上腕二頭筋長頭腱に炎症が起こってしまいます。原因として挙げられるのは猫背や内巻き肩などの不良姿勢です。そして猫背は骨盤が倒れてしまい、背骨のカーブが強くなってしまうことでおこります。なので痛みを繰り返さないためには骨盤を整え姿勢を正していく必要があるので当院ではトムソンベットを使った骨盤矯正を基に骨格を整えていきます。その後も維持できるよう体幹の筋力を強化することで再発しない体づくりまでおこなっています。
上腕二頭筋長頭腱炎で悩まれている方は
宮城県仙台市太白区柳生2-5-1 南仙台バランス整骨院にご相談ください。

お問い合わせ|太白区南仙台バランス整骨院
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